嘘つき、でも騙されてあげる

サヨウナラ

次の朝いつものように卓斗が迎えに来てくれた。



たけど卓斗の顔がいつもと違う。



「おはよう。」と私が言ってもせつなそうな顔をする。


卓斗何かおかしいよ。



昨日まで笑ってたのに。



卓斗どうしたの?



「夢花帰りに大事な話しがあるから。」



私は聞きたくないと思った。



もしかしたら卓斗は東京へ行きたいの?



私は何故かそう思ったから、



「嫌そんな話し聞きたくない。」



卓斗は私から目を剃らさない。



「夢花お願いだから俺の話しを聞いて!」



嫌だ嫌だ!私はまるで駄々っ子みないに泣きじゃくりその場に座った。





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