嘘つき、でも騙されてあげる

Virginroad

あの日、私と卓斗の強い絆に秀輝は負けたと言った。


本当は婚姻届を勝手に出すつもりで秀輝はいたらしい。



秀輝の行動に呆れながらも、決して秀輝を責める事は出来なかった。



すべては私が軽はずみな行動をとった為。



そして私はもう決めていたから、



「秀輝さようなら私を愛してくれてありがとう。」



私は秀輝に最後のキスをして別れた。



卓斗は怒っていたけど、最後だから許してね。



もう誰にもキスしないから今回だけって、



言おうとしたら卓斗に口を塞がれた。



夢花のバカって、拗ねてる卓斗可愛いんだから。





< 355 / 361 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop