嘘つき、でも騙されてあげる
夢花はやっぱり元気がない。



東京へ行く事が不安なんだろう。



俺は声をかけた。



夢花は笑って、「瑛先生おはよう。修学旅行楽しみだね。


瑛先生私たちの班と一緒だよね。」



そう俺はまだ教師一年目他の先生たちとは別行動。



早くクラスに慣れる為に、生徒の班に入り行動をともにする事になっていた。



何故か初日は夢花の班になった。



夢花が、「瑛先生隣に座る?」なんて言うからドキッてしてしまった。



俺は一緒に座りたかったけど、司君に睨まれてしまった。



君も夢花が好きなんだね。




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