Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
坂下は私の腰に腕を回すと、時間をかけて私に触れる。



頃合いを見計らっていたのか、私の脚に割って入ると、一気に最後の一枚をおろした。



恥ずかしいって思う前に、坂下が…。



「いやぁ…ダメっ!」



私は身を捩って坂下から逃れようとしたけど、しっかりホールドされていて無理だった。



「嫌ですか?

身体は、私の愛撫を嫌がっていないようですよ?」



坂下はそう言うと、キスを落とす。



もう、おかしくなりそう…。



しばらく経っただろうか、坂下が私の腿を軽く叩いた。



坂下って、実はサディストだったの!?



そう思っていたら、やっと抜け出した…といった感じで、坂下が顔を上げた。



かなり荒れた息を整えると、坂下が言った。



「脚で私の首を絞めて腰を振るほど、気持ち良かったですか?」



ヤダ、私…そんなコトしてたの?



「絞殺されるかと思いました。

それで死ぬのも悪くはありませんが、一度は挿入したいですから…。

少し、仕返しさせていただきましょうか。」



「痛いの…ヤダ。」



「可愛いアンジェリーナを、痛めつけたりはしません。」



坂下はそう言うと、私を突き始めた。



相手が坂下だから、気持ち良いと思えた。



けど、クタクタになる程に責めたてられるとは思わなかった。



ボーッとしてる私に、坂下は



「後戯も大事ですから。」



と、キスの雨を降らせる。



クタクタだけど、坂下の腕の中で私は幸せだった。



今だけは、坂下の身に起こった現実を忘れることができた。











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