Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
「綺麗ですよ、アンジェリーナ。

白くて…眩しい程です。」



坂下はそう言って、私の胸に優しく触れる。



どうして、初めてがこの人じゃなかったんだろう?



坂下が良かった…。



そう思うと、涙が出てきた。



坂下は私の涙に驚くと



「アンジェ、気に障るようなことをしたのでしたら謝ります。」



不安を帯びた表情を浮かべた。



「違うの…。

初めては和さんが良かったって思ったら、なんか涙が…。」



私の上に覆い被さっていた坂下が、脇に移動する。



そして私を抱きしめ、髪を撫でてくれた。



「アンジェが…。」



耳元で、坂下が囁く。



「あなたが望んでこのような行為をするのは、初めてなのでしょう?

ならば『初めて』の相手は、私で良いのではありませんか?

忌まわしい出来事は、忘れてしまいましょう。」



坂下が私の涙を指で拭い、唇にキスを落とす。



坂下の唇が離れた途端、私は坂下に抱きついて、キスをした。



「ありがと、和さん。」



「お礼を言われるようなことは、していませんよ。」



「和さんの言葉が、嬉しかったから…。」



私がそう言うと、坂下は私の髪を撫でる。



「アンジェが、嫌でなければ…。」



「何?」



「先程の続きを、しても宜しいですか?」



私が頷くと、坂下は恍惚の表情で私の胸を愛撫しだした。










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