逆境の桜







私は無線機を手に取ると、まずは土方に繋いだ。




《おい八重!お前今どこにいるんだっっっ!?飛行機ごとなくなってるじゃねえか!》

 
  

「ふふふ。最後に怒鳴り声が聞けて良かった。」






《あ?お前....最後って.......》





「もうね、燃料が足りないの....。私、新選組に出会えて良かった。感謝してる。土方....今まで私の面倒見てくれてありがとね。最後に大きな迷惑かけてごめんね?私、頑張るね。」





《ふざけんな......謝るなら帰って来いよ....お前がいなきゃ日本はまとまらねえ!お前がいなきゃ俺らは生きていけねえ!頼む八重!帰ってきてくれ!お前が必要だ!頼む....桜!》

 


「....ごめ....ん....ね。......こんな....私を…....必要だって....言って........くれ........て........ありが....とう。........さよ....な....ら。土方........。」




《待て桜!無線切るなよ!切ったらお前....ブツッ........》





「つ....ぎは........総司....だね。」







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