【短編】毒舌美少女と犬系男子
わかったよ....と渋々どいてキッチンの方へ帰っていった。
そして数分後。
「海ちゃん、出来たよ。朝ごはん」
「見た目が.....酷いぞ、蒼空」
うん。本当に見た目は酷い。
目玉焼きは目玉の部分が無いし....
もはや目玉焼きではなくなっている。
「やだなぁー海ちゃん。
オレはちゃんと料理は出来ますよー!」
心のどこかで『海ちゃんとは違って』と聞こえた気がしたが...
まぁ、作ってくれたしな。感謝しておこう。