先生教えて…
「こんな問題も解けないんですか?」


先生の顔が近づいてきて私は後退り


後ろには壁


「先生…?」


「罰ゲームです」


私壁ドンされてるよね


そして先生の唇が…





「いやーー」


あれっ?


また夢か…


最近妄想激しいのかな…


ここは先生の部屋なんだよね


「先生…?」


先生はベッドにうつ伏せになっていた


先生ずっと見てくれてたんだ


先生の寝顔初めて見るな


可愛い… なんて思ってしまう


私は気付いたら先生の寝顔に釘付けになっていた


この唇でキスされたら


なんてバカな妄想はやめよう


「う、うん…」


「あっ先生起きた?」


先生はゆっくり上半身を起こす


「あっ、ごめんなさい 寝てた」


時計を見るともう夕食の時間


「ご飯行きましょか? もう大丈夫ですか?」


「うん 大丈夫! ありがとうございました」


私はベッドから起き上がった


「じゃあ先行っといてください」


「うん! じゃあね」


私は部屋をでた


まだ心臓バクバクしてるよ


けどいい思い出ができたな




そして3日目を過ごし


二泊三日の修学旅行はあっという間に幕を閉じた


この修学旅行で先生の色んな顔が見れたような気がした


そしてまた好きっていう気持ちが強くなっていった





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