【完】時を超えて、君に会いに行く。



時計を見る。



時間は刻一刻と、確かに進んでいる。




そんな中で、私はいったいどうなったんだろう?



よくわからないや……。


今はあまり深く考えないでおこう。




そしてもしまた、夢の中と同じ出来事がやってきたら……。



そのときは……。




私は、金曜日から過去へと戻ってきたことを認める。


そして、いつか必ずやって来る〝あの金曜日〟を、回避しなければならない。

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