交差する愛
俺、乾徹也は迷っている___


明日、ほんとに海に行ってもいいのか____


何故?ってそりゃ、あの三人のなかに俺が入ってやってけるかなって


場違いではないのかって___


来る予定だった十六夜はこねーし___


どうしたものか、ドタキャンってのもな___


もういーや、決心しろ徹也!



よしねるか____






「ん、朝か、」

正直行きたくないけど…


徹ーー
起きてるー?

「起きてるーー」


ならご飯ー


「おうー」


俺は姉と二人暮らしだ


両親は四年前交通事故で他界した


それからは二十歳となる姉と二人暮らし

寂しいけど


俺にはねーちゃんがいる


ダッダッダ

そんなことを考えながら俺は階段をかけおりた


「あんた、今日海いくんでしょ?そんなにだらだらしてていいの」


「ああ、まだあと一時間はあるし」

「今日私バイトだからね。後、お金は机の上に置いといたからね」

「せんきゅー」

生活費等は両親が残してくれたわずかな金と姉がバイトを掛け持ちしてくれている

あんまり姉に無理をさせたくない
だから俺は中学卒業したら高校には行かないで働きたいと思ってる

「んじゃ、私行くわ」


「おう、いってらー」

「戸締まりしっかりやっといてねー」

「わかってるって」

「ならよろしいー、では」



「俺もぼちぼち支度でもすっか」



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