シークレットプリンセス〜川崎隆弘編〜
「ライトが認める美声だなんて…。
聞いてみたいな〜。」
「俺も!
敬太さんと同意見!」
「俺もだ。
お前の歌声が下手なら窓からお前をほり投げてやる。」
「それ…。
私死ぬじゃないですか…。」
私は
チラリと隆弘さんを見ると
紙にペンを走らせる。
「(もしよかったらお願い。
下手だったら…。)」
私は
隆弘さんに手招きされたので寄って行く。
すると
腕を引っ張られ耳に息を吹きかけられる。
「?!」
「(夜…。
覚悟しといて?)」