シークレットプリンセス〜川崎隆弘編〜
「隆弘に
山下龍牙が関わっていたなんて予想外だったよ。
あの
妹の記事を売ったのになかなか載らないから聞いたらあんたがかんでたんだってな?」
龍牙さんに銃を向ける羅川さん。
「あんたもなかなかやるな。
隆弘さんを妬んでそこまで追い詰めるなんて馬鹿馬鹿しい。」
「そこまで調べたのか?」
今
私は寂れた倉庫の中にいる。
人は
龍牙さんと羅川さん。
男が数名といったところ。
「隆弘は
この相沢ゆめを大切にしていると聞いてな。
ちょっと
壊してやろうと思ってたら…。
山下龍牙に邪魔されるとは…。」
羅川さんが
私の方に寄ってくる。
私は
羅川さんを睨みつけるとニヤリと羅川さんは笑う。
「隆弘のモノを壊すのは当たり前だ。」
そう言って
羅川さんは私の服に手をかける。
「羅川!
てめぇ!」