シークレットプリンセス〜川崎隆弘編〜








龍牙さんが叫ぶが
龍牙さんは男たちに捕まっていて動けない。
私も逃げようとするが
ロープで手足を縛られていて動けない。
ダメだ…。
と思って目をつぶったその時。
誰かに優しく抱きしめられた。









「遅かったな。


















隆弘。」






目を開けると
隆弘さんが。






「隆弘さん…。
どうして…?」






「俺が呼んだ。」






ニヤリと
羅川さんが笑う。






「隆弘。
俺の指示に従え。
従わないとこのオンナ…。
分かってるよな?
このオンナはいいオンナだからな…。
高く売れるだろうな。」







羅川さんは
私の顔を触ろうとするが隆弘さんが阻止してくれる。








「怖い顔だ。
隆弘。」







羅川さんが
男たちに何かしらの合図をする。











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