キャンディーに好きを込めて
私と先輩が会ったのは 2年になったばかりだった




1階の廊下を歩いてると 廊下に座っていた先輩が叫んだ





「腹減った~。」




ビク!
ちょうど私が目の前を通り過ぎようとした時だった




目が合ってしまった
焦る私



でも 先輩は満面の笑みを見せてくれた
なんて 可愛いんだろう




ポケットに入ってるキャンディーを先輩の前に出す





「これしかないけど…」




イチゴミルクキャンディーを先輩の手の上に載せた
初めは驚いてたけど すぐににこりと笑う





「ありがとう。」









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