明日の君は笑う


あんなぶりっ子とか,素じゃない子とかはあんまり好きじゃない。


むしろ嫌い。


でも,人は傷つけちゃいけないって母さんにずっと言われてきてるから,暴言は吐きたくない。


「それよか,見なよーあれ」


「ん?」


「涼ちゃんのこと見てる女の子たちの目ー」


双葉の指差すほうを見ると,女の子の塊が。


「見事に目がハートだねー」


「すごいね」


「まあ,あんなフェロモン製造機みたいな奴だから分かるけどさー」


「フェロモン製造機って…」


確かに涼は色気が凄い。

俺らみたいな子供っぽさじゃなくて,大人って感じ。


水から上がると,なんていうんだろ。


< 59 / 178 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop