First Team
確認のため辺りをみわたす。


悲しいことに1年らしき姿はなかった。


「ん、どうした?」


キョロキョロしている俺が気にかかったのか、話しかけてきた。


「いや、1年は俺だけなのかなーって」


「いるよ。ほら」


青山が指した方向を見ると、そこには数人の制服をきた生徒がいた。
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