あなたに出会えて....





「分かんないけど……もう…前みたいに皆で騒げないんだよね……」




「……………………」





「お花見……すごく楽しかったよね…。近藤さんに歳三に山南さん、平助や総司、琴音、左之、新八、一……皆いた。左之助の腹踊り…面白かったな…。もう一度…琴音と豊玉発句集を読みながら歳三と鬼ごっこしたいな。もう……戻れない……」




「……舞姫、まだここには俺と一がいる」




「そ……だね……」



私はそのまま意識を飛ばした。





「………寝ちゃった。はぁ……」




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