まりあ pv数1000000(祝)御礼企画 ~短編小説~
「裕也さん、ありがとう」
「…いつか」
「いつか?」
裕也さんの瞳が細められ、そして私の左手を掴み持ち上げる。
チュッとリップ音を鳴らしながら、左手の薬指にキスを落とした。
左手の薬指にキス---
その意味がすぐに分かり、喉の奥が熱くなった。
いつか…、
本当にそんな日が、来るのだろうか?
裕也さんの首元に腕を回し、ギュッと抱きついた。
………その約束は………
胸を躍らせながら、本当に待っていていいの?
前世であなたと結ばれなかったから、どうしても卑屈になってしまう自分がいる。
でも…、
裕也さんを信じ待っていようという気持ちがあるのはきっと、裕也さんとのこの二年の甘い月日がそうさせているのかもしれない。
あなたといるだけで、とても幸せだよ。
「裕也さん、愛してる」
-END-


