大好きな彼女

「そういや、凛花は午後に出る競技
とかっあんの?」

「んー・・・あとは、男女混合くらい
かなー?」

「そっか・・・んじゃ、一緒ってことか
・・・」

「そうなの?」

「あぁ・・・」

凛花ち話すネタが思い浮かばない。

・・・沈黙が起きてしまう

何かないかと探しているけど、
思いつかず、ひたすら食べ続ける。

俺らは食べ終わり、弁当を片付け
そのまま休憩していた。

俺は眠たくて横になった。

「凛花、始まったら起こして」

「えー、やだよ」

「何で?いーじゃん・・・」

俺は凛花をいじるつもりで拗ねた
ふりをして見る。

頬を膨らませ、体を起こして
そっぽ向く。

すると、凛花の笑う声が密かに
聞こえてきた。

「なに笑ってんの?」

「えー、だって、蓮可愛いんだ
もーん。えへへー」

と言って俺の頬をツンツン突つく。

クスクス笑われる。

「蓮顔赤いー」

「んじゃ、凛花も赤くしてあげる」

そう言って、凛花にキスした。





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