大好きな彼女
「凛花、上がってくー?」

凛花は「お邪魔しまーす」と言って
俺の部屋に普通に入って行った。

「あっ、蓮ー、これ、ケーキ。
持ってきたから、食べて?」

「あっ、あぁ。サンキュ」

俺は、凛花の頭を撫でる。

「ってか、おれ、着替えたいんだけ・・・」

「いいよ、着替えて・・・」

は?今なんて?
こいつ、男が女の前で着替えても平気なのか?
普通は嫌がるだろー。

不思議なやつだわ、ほんと。

どうかしてんね?

着替え終わって、凛花の隣に座った。

「凛花ー。宿題、わかんねぇーとこあって・・・
教えてくんね?」

「うん、いいよ」

「まじ?サンキュ」

俺は、凛花の頭をクシャクシャと撫でる。
凛花は顔を赤らめながら俺の方を見た。

・・・それも、上目づかいで。

だから、俺、その角度は苦手なんだって・・・


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