ここはシェアハウスですか??


とりあえずお腹空いた。

そういえば昼ごはん食べてないじゃん。


食材とか何も買ってないし、
コンビニでおにぎりでも買おうかな。


今は夕方6時。

ちょっと晩ご飯には早い?かな。
そうでもないか。


「奏さん何時くらいに帰ってくるんだろ…。」


「奏さんはしばらく帰ってこないよ」


「わぁっ」


びっくりした!
話しかけてきたのは蒼さん。

「ごめんそんな驚くとは思わなかった笑」

「あの、しばらく帰ってこないって?」

「あれ、奏さんから聞いてない?
奏さんこの家に滅多に帰ってこないよ。

仕事忙しいらしくってさ、会社に泊まったりホテルに泊まったりすることが多いんだ。」


「へぇー。まったく知りませんでした。」


帰ってこないとか初耳。


そんなに働いてるからこんな大きな家建てられるんだろな。

奏さんとお話したかったのに。


「蒼さん今からどこか行くんですか?」

蒼さんの手にはヘルメットがあった。

「タメだろ?敬語なんかなしなし!蒼って呼んで!俺も瑠羽って呼ぶから!」

「わかった、ありがと。蒼!」

「おう!あらためてよろしくな瑠羽!」

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