友達が童貞を卒業したので僕も童貞を卒業しようと試みましたがそれはとても難しい事でした
「あんたさ、今日の放課後空けてて。」

そう残して羽山は教室に向かった。

放課後…デート!?と
胸をおどらせながら放課後。

僕は今化粧品が沢山売られてる
お店に居ます。なう。

「あの、心さん?」

「何?」

「ここ…は、「待ってて。」

さっきから羽山に放置されてる気がする。
何か勝手にレジに行っちゃったし。
放置プレイいくない。

と一人でモヤモヤしてると
羽山が戻ってきて…

「あげる。」

と俺に先ほど購入した化粧品をくれた。

「俺に化粧しろと…?」

「違うわ。あんたの化粧した姿なんか見たくない。」

じゃあ何だよ…と袋の中身を見ると

化粧水、乳液、洗顔料、
パック、鼻パックなど
様々な物が入っていた。

「今日からそれで肌綺麗にしな。
じゃあね。」

それだけ言って羽山はまた
何処かへと行ってしまった。
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