graduation


「じゃあ、お開きにしましょか?」


「またね~」


そういってクラスのみんなはかえって言った。



「凛音、俺らも帰るか?」


「うん。今日は自転車押しながら


歩いて帰りたいな。


いいかな?」



「りょうかい。じゃあ行くぞ。」


そういって何も言わず私の手をつかんで教室を後にした。


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