好きだと伝えたい
そう美紀が言った言葉に言い返そうとした瞬間・・・

「でもさあ~早く見た、う、うわああああ!?」

ドシャッ!

見事に私は勢い良く転んだ

そして・・・
ガバッ

「びっくりしたあああ!!」

「ほら言わんこっちゃない怪我してない?」

「うん。大丈夫」

「・・・なんで盛大にこけといて怪我してないの」

「ん?」

そう昔から私はなぜかよく転ぶのに怪我だけはしないのだ
自分のことながらよくわからない
でもまあ、もうそんな自分に慣れてしまったんだけれども

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