幼なじみと秘密の時間
イケナイ関係…(回想)
3年前。



和弥と2人それぞれマンガを読んでいた。
その時、隣から視線を感じる…。




「何、見てるの?」


「え?」


「だから、何でこっち見てるの?」


「…ちょっとこれ、見てみ?」



何やら、読んでいたマンガを私に渡してきた。
私は、不思議に思いながらもマンガを
受け取って、目を下に向けた。



「キャッ!!何これ…」


私は、ビックリし過ぎてマンガを投げ返した。


「何だよー。蘭だって興味あんだろー?」


ニヤニヤしながら、私の方を見てきた。
私は、呆れながら和弥に言った。


「こんなの読んでたの?真剣に読んでると
思ったら…ほんと男って、こーゆーのスキだよね?」


「何だよー。男のが素直なだけで、女だって
本当は興味あんだろー?」


「そんなことない!」



和弥が読んでたマンガは、ただのエロマンガ
だった…。


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