3つかぞえて、君と青
わたしたちはあと2人に話をきくことになっていた。
結伊の実家の近くにすんでいるはずの、高杉さんというおじいさん。
それから結伊のおさななじみだったという大江さん。
大江さんはわたしたちと同い年のはずだ。
結伊の実家の近くまで戻るのに、わたしたちは防波堤の近くを通っていった。
「高杉さんは住所もわからなきゃ会ったこともねーからどうすっかな」
人に尋ねるにしても、さっきから人とすれ違うことがないのだ。
「あ、あそこで釣りしてるおじいさんに聞いてみようよ。」