3つかぞえて、君と青


結伊の顔が近づいた。



わたしは赤い頬のまま、彼から顔をそむけた。



でも結伊はそんなわたしを逃がすことはせずに、


頬を撫でて、両手で引き寄せた。



「今日だけだから」



くちびるにかかる結伊の言葉がくすぐったかった。



祭りばやしも、花火の音も遠退いてしまった。



伊澄、伊澄



わたしのくちびると結伊のくちびるの間で


結伊は何度もわたしの名前を呼んだ。






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