夕日メモリー
[ガッシャーン」

「痛ってー」

自転車と一緒に倒れてしまっていた。

すると、俺の前が影で暗くなって、心配そうな声で、声をかけられた。

「あの、大丈夫ですか?」

声をかけられて、その子の顔を見てると…

うわっ…… 綺麗な顔…

顔を、じーと見ていると、また心配そうに声をかけられた。

「あの?」

「あっごめん…大丈夫!」

「良かったぁ、夕日をみてると、凄い音がして」

「俺も夕日を見てた」
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