明日への扉
部室に入ると、バスケのシューズやウエアなどが一式揃えられていた。
急いで着替えて、
長い髪を結んで、
体育館に飛び出す。
キュッ キュッ
体育館に響き渡るバッシュ音が受験の間抑制していた気持ちをあっという間に解放させた。
あっ、茉莉耶。こっちに来て。
はいっ。
こちらが吉谷 茉莉耶。今日は練習に一緒に参加してもらうから、みんなよろしく。
吉谷 茉莉耶です。よろしくお願いします。
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