明日への扉

始まり

side:宏樹


入学式を終えて、今俺はバスケ部の見学をしようと体育館に向かっている。

着いた。

体育館が見えてきた。
でも、扉の前には髪の長い女子がいた。
頑張って重たそうな扉を開け、入り口で先輩だろうか、松葉杖の人と話している。
きっとマネージャーだろう、見るからにおとなしそうな娘だった。
やがて、髪をなびかせながら、体育館に入っていく姿を俺は知らぬ間に目で追っていた。

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