キミが、好きです ~茜色の空の下~






っていうか、お金……。


コーヒーって、二百円だしなー………。







お釣り、叶多くんに渡せばいっか………。


















あたしは、叶多くんを“守ろう”なんて思ってない。



だって、選ぶのは





叶多くんなんだから。






選ばれなかったら、仕方ない……。










―――そのときは、現実味がなかったから、


そんなことが思えていたんだ………。













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