【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!




「誰からだったの?」


あたしはキッチンへ戻ろうとした時、
実果ちゃんにそう聞かれた。


「あ、あーえーっと…お、お母さん…!」


うわっ!

あたし噛みまくりっっ!


こんなの何か隠してるとバレるんじゃ……


「そーなんだっ!」



……ば、バレてない…?



よ、よかったあっ!



あたしはホッとした気持ちになり、
カレーを運んだ。



「うわ!美味しそうっ!」

「うん!美味そう」


堤くんも含めみんなすごく喜んでくれて、
あたしは作ってよかったな…と


心から喜んだ。



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