【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!





「ありがとうっ!那月くんって、優しいねっ!
じゃあお大事にっ!ばいばーい」



あたしは那月くんに手を振り
急いで家に帰った。


今日のメニューは、
カレー!


悩んだ時はカレーだって
お母さんが言ってた。


「じゃがいもデカイの買いすぎたかな?
もう少し小さくても良かったかも…」


なんて、切りにくさに
困惑しながらもカレーをなんとか完成させ、
あとは千里の帰りを待つのみ!



ガチャガチャと鍵を開ける音が聞こえて
あたしはご飯をカレー皿に盛りつけた。


「ただいま……」


ん?元気ない?


ちょっと…声に元気がない千里に近づくと、




「ちょっと!びしょ濡れっ!」





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