【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!






「“………ん。俺も”」






千里がそう言った時、
千里の周りにキラキラと星が飛んだような気がして、




背中に天使の羽が見えた。




千里はこんなにキラキラしてて、
みんなに人気で、


女の子も男の子も虜にしちゃうような、
素敵な人だったんだと、



改めて実感した。



そして、そんな凄い人と、



付き合ってるなんて………


あたしのことを好きだと言ってくれるなんて……




あたしって幸せなんだなって



感じた。



ほんとはもっと前から
そう気づいていたはずだけど、


あたし自身が素直じゃないから、



“気づけなかった”んだ………



今更だけど、

あたし、千里の“彼女”なんだね。



こんな出会いもう二度とないよっ…!




< 280 / 443 >

この作品をシェア

pagetop