死線をさ迷う泥舟

手遅れになってしまう寸前にたたされて。

僕は子供の頃から
自分というのを表現するのが苦手だ。
子供の頃は笑顔を出すことが人前に出来なくて精神的に苦しんだ
少しずつ精神の悪魔が俺を狂気の穴にひきずりこもうとしていた。
ただ俺は『手遅れになるその前に…』というのが子供の生活する上でのテーマになっていた。

でもだんだん俺はその『精神の悪魔』が住む狂気の穴蔵にひきずりこまれていくのを
感じていたのかもしれない。
あえて気付かないふりをしていたかったという考え方が当時の精一杯な気持ちだった。
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