俺様天使と小悪魔ちゃん



そこからの私は、呆然としていて、いつの間にか駆けつけたエイリさんにイサヤと一緒に医療ゾーンまで連れて行かれたけれど、どこをどう歩いたのか、もしかすると走ったのかもしれないけれど、全然覚えてなかった。

「メイちゃん!」

という少し焦ったようなエイリさんの呼び掛ける声にはっと気づいたとき、私の目の前は真っ暗だった。


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