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それから15分ほど経った時に
ようやく

" 着いたで!! "

と多田からの連絡

背が高いからすぐに見つけれる自信があった



けど……



多田からの連絡を見ると

" もしかして公衆電話の前に居たのお前? 俺スルーしたけど "



なんて来て
緊張が少し解けた



" そうですけども、なにか!?!? "




改札口とは真逆の方の人達を見渡した


居た……背でかいやつ……




いつもの通話してる時と
あまり対応が変わらなくて
自然と馴染めた



「もうっ! 酷いよ! ばか! 」

なんて言って笑ってた


「ごめんごめん お待たせしました 」


これが多田と出会った始まり











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