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ん………?
なんか違和感が……


目を覚ますと
目の前には多田が


あれ……?
襲われ…てる…?


「起きた? 」

と、ニヤっと笑いながら
目の前で私の中に物を入れてるのは


まぎれもなく多田であって…


これはモーニングドッキリでしょうか?
昨日の記憶も少し霧がかかったような感じで

今の現状も理解に少し時間がかかった


とりあえずそのまま流れのままに
行為を済ませると


「モーニングドッキリでしょうか? 」

と多田に尋ねた

「いやごめん起きたら勝手に…寝ぼけて… 」

寝ぼけて…ねぇ……
とりあえずお風呂に入りたい



多田の手を掴んでお風呂に連れ込んだ
昨日の夜身体を重ねたし
今更恥じることはないと

躊躇することもなく全裸になり
シャワーを出した


多田の服も脱がせ
一緒に湯船に入り

私が前に立ち
多田が後ろに立った


髪を洗い体も洗い
歯磨きをしてお風呂を出た



お風呂を出るなり私は
持ってきていた着替えを着て


多田にも服を着せた


朝に弱いらしくさっきから
ずっとボーっとしてる多田を
ベッドの端っこに座らせて

髪の毛を乾かしてあげていると

私の腰に腕を回してきた









やっぱり多田は甘えん坊だ
確信した






普段じゃ想像もつかない
本当にこれはツンデレそのものだと私は思った









それからというものの
私も髪の毛を乾かして
メイクをしようとしていたら


不意に多田に身体をヒョイっと
持ち上げられた


「ちょっとちょっとちょっと! 下ろしなさいよ!ばか! 重たいからやめて! 」




そう言って足をジタバタしていると
ベッドに投げられた



「お前、軽すぎる きしょい 」


そう言って
私のオデコめがけてピンッと不意打ちしてきた



「痛い…… 」


「お前今何キロなん? 」

「35…キロです 」


「太れ 」



そう言って多田は少し
不機嫌気味だった



私は不思議に思いながらも


「んー、 」

と適当に返事をした











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