小さなルルナくん。





「…よっと」


買い物袋をリビングに置いたルルは、


ふぅーっと一息ついた。


「るるくん、お疲れさま♪あとはママが作るから休んでてね」


「…はい」


ママは買い物袋を持ってキッチンへ行った。


「ルル、大丈夫?」


「うん、これくらいどうってことない」


ルルの手が伸びてきて私の手に触れた。



「柚がいるから…」


「ルル……//!?」


急に照れるようなこと言わないでよ…。



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