桜の木の下で愛を歌おう




「るなちーん」



そう可愛い声で言ってきたのは
あたしの幼なじみの詩乃《シノ》




あたしたちは瞬姫たちが
なんもないときいつも
四人で遊んでいた。





四人の中で恋が芽生えるのは
そう、遅くはなかった。





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