いたずら太陽。〜世界で1つの光〜
わがまま男
「ふぁー。よくねたぁ。今日土曜日か。何しよっかな?」

私は大きく伸びをすると後ろから、

「おい!起きるの遅ぇよ!」

うわっ…。

聞き覚えのある声。

嫌々声の聞こえた方に顔を向けると、

「太陽…」

太陽が制服を着て私の部屋の前で腕を組んでこっちをみていた。

それより支度ってなんだ?
なんで制服着てるんだ??

今日は土曜日でしょ?

学校ないはずじゃん

あっ!わかったぁ。

太陽ついに曜日感覚をなくしたか!!

馬鹿だなぁ太陽クンはぁ。

しょうがない!!

この姫織様が教えてさしあげるか。

「太陽クン?今日何曜日かわかりますか?」

太陽は真顔で

「土曜日。」

…………?

あれ?分かってるじゃん。

えっ!なんで!?今日

なんかあったっけ。
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