いたずら太陽。〜世界で1つの光〜
後悔

副会長は恐ろしい!?

[Side 姫織]
生徒会室について打ち合わせが始まった。

「会長、今回のイベントってなんでしたっけ?」

よく考えたら私イベントの事何も知らないや。

会長を見ると花が咲いたようにパァ!っと笑顔になった。

「よくぞ聞いてくれた!」

あっ嫌な予感。

会長が満面な笑顔になると大抵おかしな事を考えついたり、もう決まっていたり…。

「今回はなんと…!!」

あぁもう聞きたくない!

皆聞いちゃダメ!!!

「恋人の恋人による恋人だけのイベントよ!」

ほらね。言ったじゃん

私は忠告したからね。

私知らないからね。

しょうがない…。皆を代表して疑問を聞いてあげよう!!

「すいません会長…恋人以外は何をするんですか?」

会長は、「えっ!何それ!」みたいな顔をした。

えっ!?考えてないの!!

さすがに考えてると思ってた……。

「か、かかっ、かん、かんがえてあるわよ。」

慌てた様子の会長を見た副会長の三島香織さんが


「はぁ…。その様子からすると、考えてないんですね。」

すごい美人で茶髪のロング。

スタイルもGOOD!!

皆をまとめるのが、会長より上手。

だけど思った事をすぐ言うタイプ。

だから副会長は一番恐れられていて一番尊敬されている。
< 7 / 101 >

この作品をシェア

pagetop