もうスキすぎて~ヤクザに買(飼)われた少女~


ジュンみたいな男に声を掛けられたなら、いくらであっても断らなかった。



でも、それは繁華街での話で、こんな場所に連れてこられれば話は別。



「交渉決裂なら、仕方ない。じゃあ」



なんだ、諦めはいいみたい。



男で話のわからない奴は好きじゃない。



……というか、アルバイトの対象にはならない。



ストーカーになる確立が高いらしい。



瑠伊曰く。



男の背中はどんどんと小さくなり、やっと解放されたと安心していたのも束の間、再び不安が押し寄せてきた。



こんな所に置き去りに去れて、どうやって帰る?



道なんてわからないし、ここがどこの海かすらわからない。



もう辺りは、殆ど真っ暗な状態。

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