大好きな君へ
「佳奈美ちゃん!」



私を呼び止める声。


山田くんだ………



「どうしたの?」



だめだ。山田くんの方を見ると涙がでるかもしれない。


「佳奈美、ちゃん?」


優しくしないで…………



山田くんは彼女いるじゃん。


さっきの女の人が…………
< 86 / 112 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop