【ミドリガメ日記】みーちゃんと私
「この子? 何だか、あまり元気無さそうよ? こっちの動き回ってる、元気な子の方がいいんじゃないの?」
そうそう! それがいいわ! そうしなさいよ!!
思わず心で叫ぶ。
おばぁちゃんに言われたその “みーちゃん”。
ほっぺをぷーっっとふくらませて、だだをこねる。
「みーちゃんは、この子がいいっ! この子も、そういってるもん! みーちゃんには、わかるもんっ!」
って……、みーちゃんとやら……。
私の気持ちが分かるんなら、放っておいて下さいよ。