バレンタイン【短編】





先生が桜庭君の横までやってくると、彼の髪に指を滑らせた。




「綺麗な金髪でしょ」





『はい。いっつも綺麗だなぁって見てます』





私は正直に感想を述べた。先生は優しくニッコリと笑うと




「彼のお父さんねイギリスの人なの」





と衝撃的事実をサラッと言った。





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