プロフィール

美夜子
【会員番号】118238
しばらく、
感性のインプット
に励みたいと思います。

完読後は興奮して、
即座に馴れ馴れしく
レビューを残すことがあります。

作品一覧

アイスバーグに託す曖昧
美夜子/著

総文字数/5,853

恋愛(その他)33ページ

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俺はお前が、他のやつのことを好きな、 『ただの友達』でいてくれたら。 ずっと傍にいて、支えてやれるから。 汚い欲望も、処理しきれない感情も、 全部、俺にぶつければいい。 だから、 絶対に、俺のことを好きだなんて、 言わないで欲しい。
パセリな彼女がついた嘘
美夜子/著

総文字数/49,325

恋愛(キケン・ダーク)166ページ

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前にどこかで会ったことありませんか? そう聞いた僕に彼女は、 「いいえ」って答えたんだ。 ──人は2つのタイプに別れると思う。 「相手のために嘘をつく人間」 「自分のために嘘をつく人間」 僕は完全に後者で、彼女は完璧に前者だ。 2009.10.29完結
ブエノスアイレスに咲く花
美夜子/著

総文字数/48,271

恋愛(その他)137ページ

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"この花を咲かせることができたら、  願いをひとつだけ叶えることができます" 僕は知っていた、 彼女の花が咲いていたこと。 キミは何を願ったんだろう。 あいつは、何を願うんだろう。 そして僕は何を願ったらいいんだろう。 2009.01.16完結
太平洋沖にて
美夜子/著

総文字数/1,394

恋愛(その他)10ページ

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離島ターミナルから、フェリーに乗った。
恋する数学
美夜子/著

総文字数/859

詩・短歌・俳句・川柳12ページ

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数学的に、恋してみる

公開リスト一覧

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レビュー一覧

★★★★★
2012/01/17 16:34
ネタバレ
タイトルの意味。

作者さまがこのようなタイトルをつけたからには、結末は予想がついているのに、美杉を応援せずにはいられない。人の恋愛を傍観することは大事なことだと改めて知らされた気がします。分かっていても、誰かを愛することに夢中になった女には見えなくなるものがあるから…。

個人的には披露宴はブチ壊して欲しい気持ちもありましたが…。隆也の最後のセリフは私の頭にいまだこだましています。あまりにも残酷で、完璧な言葉。

底なしにずるい男。
嫌いになれない自分を恨むしかないのでしょうか。

それにしても終盤、西村くんに視点を変え、冒頭文が繰り返される結びには感服いたしました。最後までブレない完成度の高さ。お見事です。これからも応援させていただきます。

コンテストの投票は、完結に期待を込めて昨年にさせていただきました。恋愛の陰と陽がつまった、オトナのための小説です。おすすめです。

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★★★★★
2009/12/18 16:56
ネタバレ
美しいものを汚したい

タイトルのように形容する女子が主人公の作品は他にもありますが、
こちらの梨奈ちゃんは、とても純粋無垢、悪気はないのにその天性が正に──。

女性目線からすると、不謹慎ながら、
嫉妬のような羨望すら覚えます。

美しい双子の兄弟とクラシックに包まれて、
歪んだ感情さえ浄化されていくような幻を見ることができます。

切ない描写と展開が見事に素晴らしく、
独自の世界に浸ることができます。

オススメです。

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★★★★★
2009/11/10 13:06
ネタバレ
ページを捲る手が止まりません

RPGの世界観を見事に書き表されていて、
それが現実に起きているという恐怖が最後まで続き、
一気に読めてしまいます。

ケータイで読むと更にその無機質な異世界にのめりこめると思います!!

無駄な言い回しや例えがなく、
次元を跨いで忠実に表現されたこれは、
鉛筆でのデッサンのようです!!

ただ、ラストが少しバラけてしまったように感じてしまいましたが、
それは続編へ誘う作者の『罠』のようです。

とても、楽しめました。

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★★★★★
2009/10/30 17:42
ネタバレ
積み上げてきたものを壊すとき…

叶わなかったかつての恋と、

『運命の再会』

それでも今、
お互いには大切な人がいて…

背徳心すら、
その恋を手伝っているように思えてしまう、

『浮気の恋』

男性の心理描写がリアルで、
入り込んで一気に読めてしまいます。

女性のしたたかさや、一途さ、ズルさ。
登場人物ごとに感情移入できます!

【その後】の主人公を色々と想像してしまう終わり方などなど、
素敵なセンスが輝く作品です。

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★★★★★
2009/07/22 17:31
ネタバレ
喪失から学ぶもの、

それは慈しみの感情。

野いちごには「大切な人が死んでしまう」作品はたくさんあります。

けど、この作品は他の作品とは違う。

人の死から学ぶこと、人間らしい優しさと葛藤や、臆病な自分への嫌悪などが深く、
誰にでも読みやすく分かりやすく表現されています。

15歳の夏、確実に成長する学生の方たちにも、
大人の方たちにもぜひオススメしたい素晴らしい作品です。

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