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玻璃しずく
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硝子の鍵~season2

総文字数/34,831

恋愛(純愛)5ページ

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手を繋いだ夜から、恋は甘く進むはずだった。 けれど、利月は陽斗の六年生の担任になる。 灯理を想う男としての自分と、陽斗を預かる教師としての自分。 その二つの間で、利月の心は静かに揺れはじめる。 一方、灯理もまた母でありながら、ひとりの女として利月に惹かれていく。 近づきたい。 触れたい。 でも、陽斗の目がある。 過去の痛みがある。 戻れない教室がある。 そして、陽斗ももう幼い子どもではなかった。 母の恋を祝福したい気持ちと、見たくない気持ち。 担任になった利月への複雑な感情。 思春期の入口で、彼もまた静かに傷ついていく。 さらに、元担任であり利月の同僚でもある尚は、灯理と陽斗の揺れを見過ごせない。 利月が逃げれば、尚が近づく。 近づきすぎれば、利月の独占欲が顔を出す。 開いたはずの扉の先で、恋は甘さだけでは進まなかった。 これは、手を繋いだその先の物語。 大人の恋と、母としての痛みと、思春期の息子のまなざしが交差する、 『硝子の鍵』season2。
硝子の鍵

総文字数/167,392

恋愛(純愛)30ページ

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本当は、十歳も年上だった。 それでも私は、登坂利月の前では、ただの“灯理”でいたかった。 同じ歳だと思われたまま始まった恋。 隠した年齢、隠した肩書き、言えなかった本当の私。 硝子みたいに脆い嘘の先で、 私はもう一度、誰かを好きになってしまった。

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