美人でも無く、 可愛いわけでもないあたしの手を握ってくれた キミのてのひらが あたしにはただただ、 暖かかった

母が小さい頃に亡くなり、父と3人の兄弟と一緒に暮らす百丘詔(ひおか みこと)。 彼女は男勝りで勝気なバスケ少女へと成長する。 そんな詔の父、舜和(しゅんわ)が再婚相手として連れてきたのは同い年の高校2年生の少女、愛であった。 同い年? しかも高校生? 再婚なんて認めない!! 母が大好きで、今でも忘れる事が出来ない詔は再婚を断固反対する。 大人しめで女の子らしい清楚な少女を、男気に溢れるスポーツ少女は受け入れる事が出来るのか……? 家族の絆と仮母、仮娘の友情を描く。 「同い年のお母さん?ふざけてんの。あり得ないから。」 ―愛を認めたくない詔 「あたしの家族になって下さい…」 ―居場所を求める愛 「父さんは母さんのことを忘れてはいない。 これは次に進むための結婚なんだ。分かってくれとはいわないから…、せめて彼女と口を聞いてやってくれ」 －愛する者達を守ってやりたい父 複雑な関係の中で皆はもがく。 何かを掴み取る為に。 執筆開始/2010.7.24 はじめましての方もこんにちわの方もこの作品を楽しんでくれたら嬉しいです! 最後までお付き合いくださいませ(・ω・) この作品はファクションです。

恋をしたせいで人を傷つけてしまった。 自分の周りの人たちを皆。 何故あいつは俺の隣にいないのだろう。 無邪気な顔で君には笑っていてほしい。 本当はずっとそう思っていたんだ……。 ＊＊＊＊＊ 執筆開始 6月25日