プロフィール

風花 キヨラ
【会員番号】28484



皆様

ご心配お掛けして申し訳ありません。

思うところあり、暫く一人で執筆を頑張ろうと思います。

ごめんなさい。

戻りましたら、必ずお知らせいたします。

では、また。




近況はブログにて…

愛水さんの描いてくださったリディアのイラストも公開中♪

作品一覧

NOEL(ノエル)

総文字数/106,686

ファンタジー298ページ

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・ 「この子はアタシ達が衛るんだ!」 「そいつを放せ! そいつはお前達を滅ぼそうとしてるんだぞ!」 地下都市NANO。 そこに重なる二つの光。 この出逢いは、 宿命 それとも… 運命なのか? ・
七つの星の落し物

総文字数/27,865

絵本・童話78ページ

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☆ クリスマスの夜 ナイトスクールからの帰り道 リゲルは突然不思議な森へと迷い込む そこには見知らぬオジサンがいて リゲルは何故か、7つの星を巡る旅に出ることになるのだが… ☆
Ⅹ(クロス)

総文字数/143,968

ファンタジー401ページ

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ж ラドニアの大地が危機に瀕する時 神は眠れる精霊の力を呼び覚ます者を 大地に遣わすという 選ばれし そのナユタの民のことを 人々は「クロス」と呼んだ 10月26日付、野いちごオススメ作品にして頂きました。 感動のレビューも沢山頂きました。 皆様、本当にありがとうございました ж
海に浮かんだ星(クリスマスの童話)

総文字数/2,266

絵本・童話11ページ

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★ 人魚の子供は6歳の誕生日に 北の海へ旅立たなければなりません。 12月25日 それは、大好きな桃色大ヒトデ ヒノ爺との、お別れの時でもありました。 ★
赤の国と青の国

総文字数/11,481

絵本・童話39ページ

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* 赤色の髪を持つ人達と、 青色の髪を持つ人達。 同じ星に生まれたはずなのに、 いつしか彼らは戦いを始めていた・・・。 赤の国の少年と、 青の国の少女は、 二つの国を救えるのか?! LOVE FOR PEACE  愛を平和の為に・・・ *

公開リスト一覧

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レビュー一覧

★★★★★
2011/04/17 16:49
大丈夫だよ!

・ 「大丈夫だよ!」 そういって貰いたい時がある。 今立っている場所が不安定で、明日という未来が何だか信じられない。 それは、もしかして「今」なのかもしれない。 この小説は決して甘々なファンタジーではない。 精霊や魔法が飛び交う美しい異世界が舞台でありながら、そこには深い歴史に基づく様々な者達の思惑と葛藤、そして騒乱が渦巻く。 それらは時に目を背けたくなるくらいに壮絶で、足が竦む事さえある。 けれどそれでも私がしっかりと足を前に進めていけたのは、そこに「フェイレイ」という主人公の存在があったからだ。 どこまでも真っ直ぐな心を持つその少年がいる限り、「きっと大丈夫。」そう信じて読み進められた。 だから今、 この小説を傍に置いてみるのも良いではないか。 「フェイ」と一緒なら今の状況を乗り越えて行ける。 確かに、そう信じられるから…。


「大丈夫だよ!」
そういって貰いたい時がある。

今立っている場所が不安定で、明日という未来が何だか信じられない。
それは、もしかして「今」なのかもしれない。


この小説は決して甘々なファンタジーではない。
精霊や魔法が飛び交う美しい異世界が舞台でありながら、そこには深い歴史に基づく様々な者達の思惑と葛藤、そして騒乱が渦巻く。
それらは時に目を背けたくなるくらいに壮絶で、足が竦む事さえある。

けれどそれでも私がしっかりと足を前に進めていけたのは、そこに「フェイレイ」という主人公の存在があったからだ。

どこまでも真っ直ぐな心を持つその少年がいる限り、「きっと大丈夫。」そう信じて読み進められた。


だから今、
この小説を傍に置いてみるのも良いではないか。

「フェイ」と一緒なら今の状況を乗り越えて行ける。
確かに、そう信じられるから…。

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★★★★★
2010/10/10 16:08
ネタバレ
それはまるで回り灯篭のように・・・

・ 

主人公の底抜けな明るさと、脇を固める人物達の優しさに思わず頬を緩ませながら、なんともテンポの良い恋話だなと読み進めて行くうちに、いつの間にかストーリーは主人公の秘めた過去へと辿り着く。

そこに待っていたものは、真直ぐな心を持つ高校生の主人公と、
それ故に、真直ぐに届けられなかった大切な想い。

この話は一見、主人公「亜弓」の恋の話のように思える。
けれど視点を変えてみれば、それはもう一人の少女「ハルカ」の、どうしても伝えたかった想いが描いた軌跡のようでもある。

彼女の心の隅にしまわれていた想いが、なぜ今、動き出したのか・・・

その理由を知った時、主人公は自分の心に真直ぐに向き合う勇気を得る。

大人になった少女が、大切な友人の為に手繰り寄せた小さな夏の記憶。
それはまるで、夏の風物詩と共に揺れる回り灯篭のように、儚く、温かく、美しい。

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★★★★★
2009/05/07 23:25
少女の夢、少年の吐息

・ 美しいお話である。 美しいと言っても、磨き上げられた宝石のような煌びやかな美しさではない。 喩えるなら、月の光に照らされて水底でゆらめく、まだ外気に触れたことのない天然石のような神秘的な美しさである。 月の使いの少年によって語られるその10のお話は、ひとつ読み終わる度に、きっとあなたの胸を切なくさせることだろう。 それが何故なのか・・・。 その答えは、最終話にある。 少女は何故、Fairy Taleが好きなのか。 少年は何故、いつまでも少年のままでいたいのか。 これは、人という生き物に与えられたその性の理由までも考えさせられる。 伝えていくために、繋げていくために・・・。 このお話の中に秘められたもう一つのFairy Taleを、 ぜひ、読み取ってみて欲しい。 ・


美しいお話である。
美しいと言っても、磨き上げられた宝石のような煌びやかな美しさではない。
喩えるなら、月の光に照らされて水底でゆらめく、まだ外気に触れたことのない天然石のような神秘的な美しさである。

月の使いの少年によって語られるその10のお話は、ひとつ読み終わる度に、きっとあなたの胸を切なくさせることだろう。

それが何故なのか・・・。
その答えは、最終話にある。

少女は何故、Fairy Taleが好きなのか。
少年は何故、いつまでも少年のままでいたいのか。

これは、人という生き物に与えられたその性の理由までも考えさせられる。

伝えていくために、繋げていくために・・・。
このお話の中に秘められたもう一つのFairy Taleを、
ぜひ、読み取ってみて欲しい。

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★★★★
2008/06/24 00:06
どこからが、大人?

・ 人を愛しいと想う気持ち・・・ それは、どこまでが子供で、どこからが大人なのだろう。 教師と生徒。 学校という枠を出れば、一人の男と女のはずなのに、その枠が彼らにモラルという名の足かせを填める。 人を愛しいと想う気持ちに年齢制限など無いはずなのに、彼らは否応なくその枠の中で悩み、苦しみながら、その想いを持ち続けようともがく。 特筆すべきは、随所に散りばめられた関西弁。 飾り気のないその言葉の一つ一つが、揺れる彼らの心を一層健気に、切なく描き出す。 彼らの想いはどこへ向かうのか・・・。 予想外のラスト。 それは、続編への序章なのか、それとも永遠の愛の象徴なのか。 私は、密かに前者であって欲しいと願っているのだが・・・。 ・


人を愛しいと想う気持ち・・・
それは、どこまでが子供で、どこからが大人なのだろう。

教師と生徒。
学校という枠を出れば、一人の男と女のはずなのに、その枠が彼らにモラルという名の足かせを填める。

人を愛しいと想う気持ちに年齢制限など無いはずなのに、彼らは否応なくその枠の中で悩み、苦しみながら、その想いを持ち続けようともがく。


特筆すべきは、随所に散りばめられた関西弁。
飾り気のないその言葉の一つ一つが、揺れる彼らの心を一層健気に、切なく描き出す。


彼らの想いはどこへ向かうのか・・・。


予想外のラスト。
それは、続編への序章なのか、それとも永遠の愛の象徴なのか。

私は、密かに前者であって欲しいと願っているのだが・・・。

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★★★★★
2008/05/05 11:27
映画館なら観ないけど・・・

・ 動物の話は本当は苦手です。 すぐ傍にいる姿の違う家族に、想いを重ねてしまうから。 自分の中に隠し持ったスイッチが、自分の意思に関係なくONされて、 人目をはばからず号泣してしまう事が分かっているから。 でもこの話を読んだのは、若干18歳の作者の胸いっぱいの想いを、受け止めてみたくなったから・・・。 この主人公マリンの、飼い主を慕う切なる想いを、最後までちゃんと見届けてあげたくなったから・・・。 もちろん、号泣です。 しゃくりあげて泣きました。 でもね、このお話は教えてくれました。 自分のエゴだけで動物を見てはいけないと。 やがて訪れるだろう「その時」の為に、 自分の気持ちだけではなく、動物の気持ちも受け止めてあげる、 その覚悟を、しておかなくてはならないと。 姿の違う家族をお持ちのあなた。 その覚悟は、ありますか? ・


動物の話は本当は苦手です。
すぐ傍にいる姿の違う家族に、想いを重ねてしまうから。

自分の中に隠し持ったスイッチが、自分の意思に関係なくONされて、
人目をはばからず号泣してしまう事が分かっているから。

でもこの話を読んだのは、若干18歳の作者の胸いっぱいの想いを、受け止めてみたくなったから・・・。
この主人公マリンの、飼い主を慕う切なる想いを、最後までちゃんと見届けてあげたくなったから・・・。


もちろん、号泣です。
しゃくりあげて泣きました。

でもね、このお話は教えてくれました。
自分のエゴだけで動物を見てはいけないと。

やがて訪れるだろう「その時」の為に、
自分の気持ちだけではなく、動物の気持ちも受け止めてあげる、
その覚悟を、しておかなくてはならないと。

姿の違う家族をお持ちのあなた。

その覚悟は、ありますか?

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好きな作家

  • くらく
  • 如月 蜜
  • ハードボイルド、恋愛、ファンタジー、ミステリーから、尊敬する方を。他にも沢山いらっしゃいます♪
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